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私は友達の福田くんには稲垣吾郎似とよく言われる。 私は少し不安を抱えつつも建築設計の職を得て精進している。 社宅の近くのセブンで時間をつぶしている時に、 偶然同じ品物を取ろうとしたのが加奈子と出会ったきっかけだった。 加奈子のイメージとは違うけれど学校事務職員として加奈子は結構努力しているみたいだ。 そして私たちは林間学校が楽しかったことなどを思い出しながら、 だんだん過去の時間にトリップしていった。 加奈子の中では、 化学は出来て当たり前の感覚らしく、 とてもわかりやすい科目だと感じているらしい。 私にとって理科は、 他の点数の悪さを忘れさせてくれる自信の元みたいなものだった。 母親もやっていたとかで、 加奈子の趣味はお菓子作りだという話だ。 私の生活は、 これといった趣味があるわけでもないのだが、 サッカーだけは特別な存在である。 高校受験勉強法とは上手くつきあっていかなければならないと思ってはいるが、 やはり気が重い。 二人で話しているとどんどん新しい話題が出てまったくテンションが落ちることが無かったので、 そのまま渋谷デートへと私たちは一気になだれ込んだ。 最後は、 別れがたかったものの、 これ以上遅くなったら明日に響くと思い家路につくことにした。 #
by zekuncgwb
| 2012-06-21 17:49
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